「大切な友人たちへ」



WATER WATER CAMELはただの近所の友人だとか、ただのクラスメイトとして出会い、その後20年の間で、それぞれ望む大学へ行き、手探りでCDを作ったり、イベントを企画したり、一緒に暮らしたり、いろんなバイトをしたり、素敵なおんなのこや素晴らしい仲間たちと出会ったり、そんなことをしてるうちに少しずつ仕事が来るようになって日本中を旅したり、結婚したり子供が産まれたり。
そんな普通の暮らしと、献身的な家族と、素晴らしい友人たちとともに、キャメルは常にありました。


4月になって、僕は今福岡で暮らしています。
小さな平屋で家族と、まだ行き場のないダンボールに囲まれながら、ようやく3/16日に起きたことを理解しはじめています。

14歳から20年以上続いたWATER WATER CAMELの旅は、その日、一旦幕を下ろしました。

旅の終わりの経緯は長編一冊分の言葉が必要ですが、最終章の主人公は須藤です。彼は誰よりも傷つき、疲弊していました。
療養を必要としていたのです。

ただ多分それを抜きにしても、キャメルは一度足を止めるタイミングだったと今は思います。

友人たちへの気持ち。
恋人や幼い子供たちへの気持ち。
キャメルへの気持ち。
自分への気持ち。

少しずつ背反するたくさんの立場と気持ちは複雑にこんがらがって、
消化しきれないまま、ゆっくり得体の知れない何かを積み上げていったように思います。

旅の収穫は素晴らしい友人たち、家族。
そして人生。
手に余る生涯の宝です。


2016年3月16日の甲府の夜。
最後の甲州夜曲。

感動的な幕引などさせまいと遠い町で暮らす友人がセッティングしてくれたとびきりアホなステージ。からのアイドルの卒業みたいなアホを上塗る展開。
何もかもアホすぎて、
眩しくて、
今でも笑って泣ける。

これこそ音楽。


最後の最後までやっぱり、
優しいみなさんが僕らを導き、救ってくれました。


今までどうもありがとう。
ありがとうございます。心から。
ちょっと休みますけど、これからもどうかよろしく。

時々近況などアップしますね。ほんと時々だと思いますけど。

それもみなさん知っての通り。


遠くない未来にまた。
その日まで強く、いつも笑顔を忘れずに。



やーつい長くなってしまいました。
最後に、須藤から気持ちを言葉にしてもらっていますので、
以下に転載します。



WATER WATER CAMEL 代表
齋藤キャメル



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WATER WATER CAMEL を応援し慕って下さっている
皆様へ

もうご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、
この度、自分の個人的な事情により、WATER WATER CAMELの活動をしばらくお休みさせて頂くことになりました。

山梨発のCAMELキャラバンは、これまでたくさんの素敵な土地、場所でライブをさせて頂き、昨年、中学の結成以来、20年という節目の年を沢山の方々に祝って頂き、本当に幸せなバンド活動だったと思っております。

上げだしたらきりが無いですが、20年という長い間、本当に沢山の方に支えられ、助けて頂き、そのお礼をお一方ずつ伝えたいのですが、この場をお借りし、心より感謝申し上げます。

そして、田辺と齋藤だけでも活動は可能ではあったのですが、話し合いの結果、休暇をする決断をし、自分を待つ決断をしてくれた二人に、感謝です。


三人それぞれの音楽活動は続きますし、
山梨のStudio Camel House

福岡のいつ開店か未定のカフェ
も、
よろしくお願いします。



2016.3.31
須藤 ヒサシ